教育

地域のみんなで作る学校運営協議会制度にしていくために

投稿日:04/12/2017 更新日:

学校運営協議会制度があることは知っていましたが、私の住んでいる地域にも協議会があることを最近知りました。
今学校はとにかく人が足りません。
「多様な学び方」に対応するためには人が必要です。それは教員免許を持っている者に限りません。いろんな人が学校に入っていけばいいと思います。
地域の人をゲストティーチャーに招いて学習を行ったり、通学時間の見守りをしたりしている学校もあります。校庭の草取りや校舎の掃除などの奉仕活動をしているところもあります。

でも、残念なのはそれだけで終わっていて、途切れてしまっていることです。
地域の大人たちが積極的に学校に入っていって子どもたちや先生方の日常を知ることが必要です。
閉鎖的な学校を地域に開かれた学校にするためには、まずは子どもたちと先生方との日常的なつなががりを作っていくことが大切です。
とはいっても、なかなか学校には入りにくいというのが正直なところです。
物理的にも心理的にも距離が遠いと感じている人は多いと思います。関わりたいと思っていてもどうしたらいいか分からない人もあると思います。

今、倉吉市では小学校の統廃合の問題で話し合いが続けられています。
このような場でも学校作りを行政任せにしないで地域住民と共に学校運営をしていく話し合いができると思います。

学校の中に地域のおばちゃんやおっさんの教室を作る

学校の外に多様な学びの場を作ることも必要ですが、学校の中に地域のおばちゃんやおっさんの教室があって、そこに遊びに行ったり話をしにいったりできたらそこも居場所になるのではないかと思います。
先生には話せないけどおばちゃんになら話せる子もいると思います。
子どもだけでなく、先生の悩みも聞いてもらえるようになるといいと思います。
先生には「分かりません」と言いにくいかもしれませんが、おばちゃんになら「ここ分からんに、教えて。」と言えるかもしれません。おっさんには難しい勉強もあるかもしれませんが、ときどき学習の補助なんかもしたらいいと思います。
おばちゃんやおっさんの教室で勉強をしてもいいと思います。

休憩時間はおばちゃんやおっさんが子どもたちを見守って、先生たちはゆっくりコーヒーを飲みながら休んでもらったらいいと思います。
そんな関係が作れたら、先生たちもカッコつけなくてもいいし無理しなくてもよくなります。子どもたちも気軽に話ができる相手ができたら落ち着いて暮らせると思います。そして地域の行事などにも子どもの方から行ってみたいと思うようになると思います。
これまでも資格を持った専門家が派遣されてきましたが、うまくつながっていないことが課題です。
だからこそ、人生経験の豊かなおばちゃんやおっさんが大事なんだと思います。
そのためには課題もありますが、やってみたらいいと思います。

学校を管理しては子どもたちの個性を十分に発揮することができません

学校という組織を保つためにはどうしても管理が優先されます。「こんな校則いらないよね。」というものまであるのが問題ですが。
子どもも教員も管理されている狭い空間に入れられているために、いろいろな歪みが起こります。
学力をはじめとするさまざまな競争によって比較され、優劣で評価される世界にいると負の作用が起こります。人間関係にも無理が生じますから、我慢することが要求されます。
それでは子どもたちの個性を十分に発揮することができません。教員のやりたいことも制限されます。
本当はもっと子どもたちの自由にしたらいいのですが、人的な限界があります。
これが今の学校の限界です。
だから、多くの子どもたちは個性を発揮するために学校の籍を置いて、学校以外の場所で個に合った指導者に学んでいます。
音楽、芸術、スポーツ、調理など、子どもたちの個性を磨くには学校では無理なんです。
自分らしさという才能を発揮するにはそのための環境が必要なんです。

みんながもっと気軽に学校に行くには敷居をもっと低くすること

そして、学校を作るのは行政や教職員だけではなく、いろいろな人が関わる必要があります。それは学校や行政からの要請がなくてもみんなが自主的に学校と関わっていったら可能だと思います。地域との連携は前から言われていますが、それが実行できていないこと、学校作りまで至っていません。それは学校だけでなく私たちの無関心も問題なんだと思います。自分の子どもが在籍しているときに関わっていても、卒業したら全くつながりがなくなってしまいます。近所の子どもの名前すら知りません。
本当に連携するには学校の限界を知ること。そのためには今学校で何が起こっているのか、学校の先生が何に困っているか知ることが必要です。
それを知らないで学校の批判をしてもダメです。
学校がダメ、保護者がダメ、行政がダメといっても何も変わりません。
学校と保護者との関係だけでもまだまだ遠慮があります。
まずは身近な人に話しかけることからだと思います。
立場ではなく人と人との関係を作っていき、お互いに文句もいえるようになっていくことが目標ですね。

私たちが関心を持ってお互いの思いを共有して「じゃあ、どうするの?」を考え行動していく必要があります。
そのうえで「こうなったらいいよね。」「こうしたらいいんじゃない。」というアイデアをみんなが出し合ってそれを実行していけば、今よりも少しはよくなると思います。だからみんながもっと気軽に学校に行く必要があります。学校の敷居をもっと低くする必要があります。
それと同時に学校以外の場を増やしていくことも必要です。

こんな取り組みをしているところもあります。

コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)について

鳥取県教委が学校支援ボランティアの募集

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