社会問題

「ひきこもりは犯罪率が低い集団」精神科医・斎藤環氏が過剰な報道に苦言

投稿日:05/06/2019 更新日:

「家族内だけで何とかしようとせず、専門の相談機関を頼ってほしい」というが、安心して相談できるところがどこにあるのか?
ちょっと探してみたけど、相談しようとは思わない。
「気軽に相談を」というが、それができなくて何十年も困った状態にいるのですよ。
「公平性にかける」ってどういう意味でしょうね?
支援センターの役割をどう考えているのでしょう。
勇気を振り絞って相談してこのような対応だと二度と相談しようとは思いませんよね。
まずはここから改善していく必要がありますね。

心理士、カウンセラー、社会福祉士、精神科医などなど「専門家」や「専門機関」はあるにはある。そして「気軽に相談を」と気軽に言われる。
しかし、そこには行けない人がほとんどです。
相談に行こうと思わないのにどこが「専門家」なのでしようか。
そこから改善していく必要があります。
まずは当事者の思いを聴いてすべて肯定することからがスタートだと思います。
「専門家としての正論」ではなく、当事者一人ひとりの思いに寄り添い、いっしょに待つ。
専門家としての知識やスキル+「人」としての温かさや優しさがあるといいかなと思います。
当事者じゃないと当事者の気持ちはわかりません。
だから、当事者の思いをしっかり聴いて受け止めること。
それも「専門性」のひとつだと思います。
相談窓口はまずはそれを身につけるべきだと思います。

無理解が偏見を生み、無関心が偏見を拡散します。
だから、相談窓口の対応も大事だけど、この記事を読んで「そうだよねえ」と共感できる人、「そうか、そういうことか」と理解できる人が増えることが重要だと思います。
・親や先生の「思い通りの結果」を求めて相談してもうまくいかないケースが多い。
問題が解決できない理由はここにある。
・「本人にとっての」安全基地をつくること
安全基地とは、衣食住が保障されていこと。親や周囲に干渉されすぎないこと。本人が快く受け入れられている場であること。
相談相手は必ずしも「専門機関」である必要はありません。身近な安心して話ができる人なら誰でもいいです。
そんな「身近な人」が増えたら世の中はもっと生きやすい「もうちょっと生きてみようか」という人が増えると思います。

専門家の対応スキルも大事ですが、理解者を増やすことももっと大事だと思いますね。
そのために行動と発信を続けていきます。

「ひきこもりは非常に犯罪率が低い集団としか言いようがない」精神科医・斎藤環氏が過剰な報道に苦言

なんだかんだで「自己責任」だという社会

現在の相談期間はハードルが高過ぎます。
だから、身近にいる人の理解や情報が大切で、その人といっしょに相談に行くことでハードルも下がります。
だから、私は当事者会や親の会の存在がとても重要だと思います。
これも方法のひとつです。

なんだかんだで「自己責任」だという社会、それが生きづらさを生んでいると思いますね。
ところで、どこに相談にいったらいいのか?

引きこもりのお子さんがひとりで生きていくために
働けないお子さんが、親御さんが亡くなられた後の人生を、ひとりで生きていくためのプランを提案してきています。
遺されたお子さんが生き抜いていくプランであるため、「サバイバルプラン」と名付けています。
調査では、ひきこもりになった原因の第1位が「退職」となっていましたが、私がご相談を受けるケースでは、「正社員」であったり、「年単位」で働いた経験のあるお子さんは、1割もいません。
9割以上のお子さんが、中学や高校、あるいは大学時代に不登校を経験したのち、働くことができないまま、現在に至っています。 
働けない原因は、発達障がいやコミュニケーション障がい、統合失調症など、何らかの障がいが原因になっているお子さんも多くいます。

中高年のひきこもり61.3万人 「働けない子ども」が親亡き後を生き抜く「サバイバルプラン」とは【前編】

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