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鳥取らくだカンファレンス2ndで最も重要なことは「やってみる!」

投稿日:08/10/2018 更新日:

「鳥取らくだカンファレンス2nd」が終了しました。

みなさん、昨日はお楽しみさまでした。
今回は1階アトリウムを担当していたため、研修会や分科会にはほとんど参加できなかったのですが、「発達障害者のぶっちゃけ話」に参加しました。
自分の体験を自分の言葉で語り、会場のみなさんが共感的に受け止め、とても和気あいあいとした雰囲気でした。中でも現役の中学生の発表はとても素晴らしかったです。みんなの前で自分の言葉で堂々とはっきりと発表する姿はめちゃくちゃかっこよかったです。
障害の理解は社会の中だけでなく、学校の中でも十分ではありません。しかし、彼の行動が学校を変え、教職員の意識を変えています。彼の行動と発言が環境を変えつつあります。すごくカッコいい少年です。こんな少年と知り合いである自分もなんだか誇らしく感じています。これからもずっと応援していきたいと思っています。

今回も盛りだくさんの内容で、あっという間に1日が終わった感じでした。
今年の1月からスタートして9カ月間をかけた毎月の実行委員会、大会準備、当日の運営まで大変お疲れ様でした。
今回も新たな出会いがあり、多くの人たちとつながることができて良かったです。
私にとっては、このような出会いがあるからやっているようなものです。

今回もいろいろな方から素晴らしい実践を紹介していただきありがとうございました。
参加者の方たちからも「こんな内容もっと早く知りたかった。」「特別支援に使えるICT活用はすごく勉強になった。」など嬉しい感想をいただきました。
オリヒメの展示場では親子で離れた場所で通信機能を使って会話をしたり、オリヒメを介して家にいるお母さんと妹の通信をしたりして楽しんでいる父子もありました。
「知る、つながる、やってみる!」のテーマで最も大事なことが、最後のセッションでも強調されていた「やってみる!」です。
それぞれの場でできることから実行していきましょう。

「鳥取らくだカンファレンス1st」大成功で終了という感想だったのですが、このイベントを企画した一人としての感想、今回はちょっと辛口評価です。
これは「あ~楽しかった。」で終わるイベントではありません。
昨年の1stは勢いでやり遂げた感がありましたが、今回は場を広げたのですが、その割に実働できる実行委員、スタッフの人数が少なかっこと、日程やスケジュールの立て方、スタッフ間での連携と確認が不十分であった点、開催費用の確保の問題など反省すべき点も多々あったと思いました。
3rdに向けて、それぞれの持ち場や役割の反省はもちろん、全体の反省会も必要だと思います。

これは障害の理解を趣旨として行っているイベントですが、まだまだ障害を知ろうとしない無関心の人たちにどう知ってもらうか、そして今後継続していくためには、他の障害者イベントとの差別化なども考えていく必要があります。
さらに「らくだ」と名称をつけているのは「鳥取」でやるというだけでなく、「鳥取での実践」を取り上げていくことが最も重要だと思います。2回とも県外のゲストにスピーカーになってもらいましたが、次回は鳥取メンバーでやっていくことを目標にしたらどうかと思っています。また、幅を広げるのではなく焦点化も必要かなと思います。

ドリームセッションでも講師の話に出ていましたが、「今回の研修は講師がかなりデフォルメして伝えている。参加者の「受け」を狙って話をしている。今日はみんなテンションが高いけど、会場を出た瞬間に熱は冷める。」
確かにその通りだと思います。
私が研修会などに参加するたびに感じていることと全く同じ話だったので、今回はこの話が最も印象に残り大共感できました。
研修した内容をすぐにそのまま学校現場で実践するにはなかなか大変だと思いますが、今日の内容を環境やスキルに応じて「自分なりの工夫」を加えて取り組むことはできると思います。
今日知ったことをそれぞれの持ち場で実践していくことが重要だと思います。
だからこそ、そのときそのときに応じた、「目の前にいる子ども個々」に寄り添った息の長い取り組みが大切です。
「はじめに支援機器ありき」ではなく、「はじめに子どもありき」「子どもの理解ありき」です。
「障害の理解」も重要なことですが、目の前の「人を知ること」「人の理解」の方が先だと思っています。
鳥取らくだカンファレンスのテーマにある通り、「障害は本人にあるのではなく社会の側にある」のですから、「その人」にとっての社会的障壁を少なくしていくこと、なくしていくことが必要です。
そのうえで、試行錯誤しながらいろいろな環境調整をしていく必要があります。
日々の地道な活動の方に意味があります。「知る、つながる、やってみる!」ことでしか現状を変えることはできません。

このように「お祭りイベント」で広く伝えていくことももちろん大切なことですが、こうやって伝わったものは、忘れられやすくもあります。
そもそも、障害者理解に限らず多くの人は「自分ごとではない問題」にはそんなに深い関心は持っていないのです。
この考え方って、ものすごく大事です。
「自分に関心のないこと」は見向きもしない、そこに課題があっても見えていない、問題意識を感じないのです。
自分事になるには関心があることが最低限の条件であり、そこに参画することはかなり高いステージに上がらなければなりません。
「障害者理解」の前に、まずは関心を持ってもらうこと、知ってもらうことから始める必要があります。さらに、それは企画する側が「与える」ことではなく、一人ひとりの意思で受け止め、それぞれの「場」において「自分らしく」実践することが重要です。
だからこそ、このような「場の設定」をすることに意味があります。
そこでの出会い、その場での経験が次のステップにつながっていきます。

らくだカンファレンスは今年で2回目ですが、多くの方たちと出会えたこと、縁がつながっていることは確かです。
このようなイベントを「やってみる!」ことによって、多くの人たちとつながることができ、障害の理解も広がっています。
次回のらくだカンファレンスには、一般参加はもとろん、より多くの参画希望者の方に来てもらえることを期待しています。

とまあ、いろいろと頭に浮かぶことはありますが、ともあれ実行委員のみなさん、それぞれのポジションで昨日まで本当にご苦労様でした。
素敵な時間を共有することができ、ありがとうございました。
これからも「自分のできること」を続けていきます。
昨日出会ったすべてのみなさんに感謝します。
そして、またの再会を楽しみにしています。

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