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学校は全国一斉休みにして、新学期は来年令和3年4月から始めるプラン+おまけつき

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学校がこんなに長い間休みになったことは、これまでありませんでした。
しかもその休校がいつ終わるかも見えていません。
世界で誰もが経験したことのないことが、今現実にすべての人が体験している真っ只中にあります。
そして、学力保障のためといった、自治体間、学校間でオンライン授業競争が始まっています。さらに学校の再開をどうする、9月入学まで言い出す人たちまで出てきました。

今もこれからも大切なのは「つながり」

この度の休校による影響で、「まず、学力保障を」「学習機会の確保を」って言われているけど、最優先にすべきことはそこじゃない。
最も重要なことは「つながりの保障」「つながり確保」だ。
勉強の遅れ?
受験が心配?
「学力格差」っていうのは、一律一斉の基準が元になって比較するから生じること。
基準がたくさんあれば、比べることは意味を持たなくなるから「格差」は生じない。
みんなが学年別に分けられ、同じ時間に同じ教室内で同じ教材で同じ内容を学ぶことを強要されているのが「学校スタイル」。だから、このままでは、このような基準のものさしで比較していたのでは、2020年には子どもの「学力格差」はもっと拡大していきます。それは、ペーパーテストの点数だけで評価している「狭い狭い学力」です。
だから、一律一斉の基準で評価するという、その前提を取っ払ったらいいと思います。
学校の勉強よりももっと大事なことは、「独りじゃない、誰かにつながっている」「ぼくの声を聴いてくれる人がいる」という安心感の確保と継続がまず第一です。
人と人とがつながっているのが「居場所」なんだから。

つながりを作り続けるためにできること

「つながりの保障」「つながり確保」をする方法はオンラインだけじゃありません。
手紙だって使える。電話だって使える。
今の郵便局や宅配便のスピードは半端ないです。
3密を作らなければいいので、学校を窓口にして送って中継することもできる。自転車で友達の家のポストに入れておくこともできる。案外、これって結構面白いかも。 

私たちが子どものころは、文通をしたり、ラジオ放送ではがきを送ったりしていました。ラジオで取り上げてもらったときはめちゃめちゃうれしかった。名前を呼んでもらっただけで、感激しました。
駅には「伝言板」という黒板があってチョークでメッセージを書き残していました。いつの時代やねん。(笑)
直接会っての対面でのつながりは難しいけど、工夫したらいろんな方法があります。
会えないのは寂しいけど、いろんな方法「つながり」を続けていくことは可能です。
ネットにつながっていれば、こうやっていろんな人たちと交流もできてるし。
そうやって「つながっていること」が一番大事なんだと思います。
せっかく休校になって、子どもたちは初めて「自分で考える」「自分で決められる」時間が与えられたのです。自由を獲得してすきなことができるチャンスなのです。

学校に行くのがイヤで子どもが自殺する。これが現実に起きている日本の学校教育っていったいなんのためにあるのでしょうか?

全国一斉学校1年間お休みプランを考えてみました

年度末から新年度にかけて、もうすでに例年通りではなくなっています。
地域によっての差もあり、GW明けから学校を再開するところ、5月末まで休校するところ、もしかしたら、それ以上延長もあるかもしれません。
もはや足並みをそろえることは難しいと思います。地域によっては再開しても、このまま非常事態宣言下で「3密」を避けての学校生活は不可能だと思います。そして学校環境の差によって、地域間、学校間の格差はもっと広がっていくでしょう。
ということで、こんな「妄想」をしてみました。
例えば、この1年間をこんな過ごし方、学びをしてみたらどうでしょうか。

この1年間令和3年3月までは学校は休みにして、新学期は来年令和3年4月から始める。
または、完全にコロナの危険、不安が払しょくするまでは全国一斉に休みにする。
そして、休み明けから新しい学年をスタートする。
コロナの危険、不安が払しょくされて、年度途中から再開した場合は、その間は学年の枠にとらわれない学習や活動に取り組む。
もしも8月くらいから学校が再開したとしたら、学習内容を減らすことで対応することは可能かもしれませんが、それにしても大幅な教育課程の変更が必要になります。学校再開は地域によってその時期は大きく異なり、年度途中から今年の学年の学習内容を詰め込むことは、もう不可能に近いと言っていいです。毎日がハードスケジュールの連続になります。
仮に、11月に再開したとした場合は、11月から3月までこんな過ごし方、学び方をするのはどうでしょう。

その間は学校を開放して、教科書の勉強をしてもよし、他に好きなことをしてもよし、学校の時間割も作らない。
子どもが自分の計画を立ててそれに取り組んでいく。
先生は教科学習の一斉授業は行わないで、そのサポートをする。または、教科にとらわれない、先生の興味のあることのミニ講義をする。
地域のおっちゃんやおばさんも学校に行って好きなことをする、子どもも先生もも好きなことをする。

花を育てたり、動物を飼ったり、家庭科室でお菓子や料理を作ったり、絵をかいたり、図書館で時間を忘れて本を読んだり、動画を作ったり、映画を作って校内放送で上映したり、室の道具を使って大工仕事で校庭に小屋を建てたり、ゲーム大会をやったり、クルマの整備をしたり、体育館で筋トレしたり、ミニ運動会を開いたり、お金儲けの仕方を考えたり、自分の興味のあることをしていく。発案者が主催者となってイベントを開き、有料にしてお金をとってもいい。
もちろん、国語の教科書の音読をしてもいいし、学年を飛び越えた数学や物理の勉強をしてもいい。小学校に大学の先生を呼んで宇宙の話や哲学の話を聞いたりしてもい。野外探検、天体観測、いろんなことができます。
自分の所属校ではなくても、他の学校に行ってやってもいい、学校の施設や道具もいつでも自由に使っていい。
何か知りたい、やりたいことが出てきたら、その道の専門家を探して聞きに行くか、学校に来てもらう。
おっちゃんやおばちゃんがその道のプロならそこで聞いたらいい。
もちろん、後片付けや学校の校舎、校庭などの掃除はみんながやります。給食センターはお弁当屋さんにして、子どものアルバイト従業員もそこで働いてもいいです。給食の配送も手伝ったらいいです。
このようにしたら、自分が本当にやってみたいこと、学んでみたいことができると思います。それをやるためには一人ひとりが考え、工夫をするはずです。
いってみれば、学校という場すべての空間をフィールドにした「総合的な遊びと学びランド」といえる場を創っていくというアイデアです。

時間、空間の制限を取り払い、人間関係の枠や所属も飛び越して学ぶ、面白いと思いませんか。学校で一斉授業をするとりも何百倍も勉強になると思います。その際に最も重要なことが、「評価をしない」こと。何かができたとか、上手にできたとか、そんな評価は一切しないことが重要です。そこで「何かをしている」こと自体に意味があります。なんなら、校庭にハンモックで寝っ転がっているのもいいと思います。

遊んで学び、人とのつながり作り

また、そこではいろんな人間関係が作れます。そこで知り合った人同士の関係はその後も続いていくと思います。その中には今まで知らなかった近所のおっちゃんはおばちゃん、独り暮らしの高齢者の方もいるかもしれません。その関係の中からこんなことも生まれるかもしれません。

「おっちゃん家に遊びに行ってもええ?」
「おうおう、いつでも来たらええで。」
「おばあちゃんの作ったお菓子、美味しかったけ、今度家に行って教えてくれん?」
「ああ、ああ、いつでもおいでよ。」

大学生といっしょに勉強した小学生がその後も大学生の家で勉強を続けるかもしれません。子どもに教えてもらいながら、初めてゲームを体験した大人が、その後もハマるかもしれません。
だから、このトライアルは人間関係を豊かにすることもできるのではないかと思います。
と、近所の家が子どもたちの居場所のひとつになるかもしれません。

学年そのままで次の4月に新学期を再スタートする

そして、完全にコロナの危険、不安が払しょく後の4月に、今年度の学年そのままで新学期を再スタートする。そのとき学校の教科の勉強をしたら、「なぜ勉強することが必要なのか」も自覚できると思います。その間に新新指導要領の実施に向けて、学校独自の具体的な教育課程を編成していく。その時間もゆったり確保できると考えます。

この「1年間お休みプラン」では、みんなが同じ学年を2回やるという形になりますが、同時に同じ内容を学ぶのは来年の4月からになります。長い長い休みになるし、みんなが一斉に同じ学年になるので、「留年」扱いにはなりません。
進学も1年間先延ばしする。みんなが1年間お休みするというプランです。
バイトでの収入がなくなり、授業料が払えなくて学校を中退しなければならない学生も少なくないようです。
その間、大学などの授業料や施設使用に関する費用、研究や実験などに必要な実費なども免除して国が負担する。財源は赤字国債を発行して賄い。みんなが働いて収入を得たのちに、所得に応じて国債の返済に充てる。要するに、みんなが借金を前借して後で返す形です。
東日本大震災のときには被災者救援の財源確保のために「復興特別税」が導入されて、私たちは今も払っています。また、「東日本大震災復興宝くじ」というのもありました。今回もそれと同じように、「コロナ国債」を発行する、「コロナ税」や「コロナ宝くじ」などを新規に創設、導入するというのはどうでしょうか。
年度途中でコロナの不安が払しょくされた場合は、大学も上に書いたことと同様の扱いにします。
「アフターコロナで目指すべき学校教育の姿とは何か?」この「1年間お休みプラン」の間に考えていく時間にしたらどうでしょうか。

この機会に「学びの自由化改革」をトライアルしてみたら、面白いんじゃないかと思います。

とうてい9月入学式など不可能だと思います。
この際、学校をこのまま全国一斉休みにしたらどうでしょうか?
学校という空間をフィールドにした「総合的な遊びと学びランド」を創っていくというアイデアを妄想しました。「学校1年間お休みプラン」で、おまけつきです。もっと面白そうなネーミングも考えたいです。

保護者や学校関係者からは猛反対をくらいそうですが、このプランについては、大人ではなく子どもたちの意見を聞きたいと思います。
一生に一回くらいこんな年があってもいいと思いませんか。まあ、実現は難しいでしょうけどね。
私は二回でも三回でも、期間を決めてやってもいいと思いますが。
※これは、あくまでも私個人の「妄想」の話です。
※このプランは個人のひとつのアイデアの例であり、効果効能を示したものではありません。

「21世紀の松下村塾」という「自由な学びの場」

うちの塾、21世紀の松下村塾はこんな妄想を現実にしたような居場所にしています。興味があること、何か面白いことをやりたい、自分の好きなことをして過ごしたい、そんな人に居場所として提供しています。
何かして遊びたい、お気に入りの本を紹介したい、社会への提言、教育について語りたい、夢を実現するには、お金儲けがしたいなど、何でもアリの場です。私自身がこんな場があったらいいなと考えたから創りました。
ここに来て何をするのか、何がしたいのか、一人ひとりの課題作りから始めます。
だから、決まったカリキュラムはありません。

この「総合的な遊びと学びランド」作りのプランも、うちの塾を再現した形です。

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