教育

学校って何のためにあるのか?誰のためにあるのか?

投稿日:05/06/2017 更新日:

子どもさんの発達障害について、学校に何度も何度も伝えても理解してくれない。「発達障害」の診断が出ていないけどさまざまな困難が有っても、話を聴いてもらえない、形式だけの支援会議はあるけど個別支援などはない。
子どもが「学校に行きたくない」と言い出したら「問題児」扱い。
結局、本人の努力と家庭の対応を求められ、まるで学校から見はなされたように感じる。

子どもが学校に合わせないといけないのか?
親が学校集団に合うように子どもをしつけなければならないのか?
個が集団に合わせないといけないのか?

いいえ。そうじゃない。

「不登校対策」には「学校、教員の方が子どもに合わせる」ことが必要なのです。

子どもが学校に適応できないのではなく、学校が子どもに適応できていないということです。
実際はなんの問題もない子どもたちや親が「問題児」扱いをされています。
社会制度や学校教育システムの問題を、子どもの問題だと決めつけていることが問題なのです。向いている向きが真反対なのです。
「不登校」を生んでいる要因は学校教育の制度にあるのです。
学校制度が時代に合っていないのだから、行きたくなくなるのは当たり前なのです。
「不登校対策」は、まずこの認識から始めなければなりません。これまでの対策を根本から考え直す必要があります。

学校って何のためにあるのか?誰のためにあるのか?
教員って何しに学校へ行っているのか?
こんな思いの親御さんも少なくありません。
学校に一緒に行って話したい思いです。
たかが学校、されど学校という気持ちで何度も何度も子どもさんのことを伝えられて、こんな対応では、学校がある意味がわかりません。
学校ありきではなく、子どもありきでいきましょう。

学校だけが全てではありません。
今は民間のフリースクールなどもありますし、市町村によってまちまちですが、行政などの施設のある所は、それを積極的に利用したらいいと思います。といっても
どこかに行かないといけないのではありません。どこにも行かないで、好きなときに自分のやりたいことを自由にやってもいいです。
大事なことは、子どもの教育にラッキーとアンラッキーがあってはならないということです。誰ひとり排除されるようなことがあってはなりません。
すべての子どもに「義務教育」を受ける「権利」があるのですから。

まず第一に児童生徒理解。
そもそもここからできていません。困っている子どもの思いを聴いていません。子どもの声が届いていません。
だから、子どもの思いよりも学校の都合が優先しています。子どもを学校に合わせようとします。
その上で個別支援と環境調整。
生徒を学校に合わせるのではなく、学校と教員が生徒に合うように変える。
これが、出発点、基本中の基本なんです。
どの学校でもやろうとしたらできることなんですが、今の学校環境で辛い思いをしている子どもたちは少なくありません。

しかし、すでに既存の学校では対応できなくなっています。
だからこそ、既存の学校ではないさまざまな学びの場を作ること、それらと連携していくことが必要ですね。
全国各地でそのような動きが広がっていることは素晴らしいことだと思います。
そのためにも、情報発信、情報共有が必要です。

子どもさんのために一生懸命に話をされ、これまでよくがんばってこられたと思います。
保護者としては学校と対決しようという気はないのですが、あまりにも酷過ぎる対応だと思います。
学校の教員だけでは対応できないために、スクールカウンセラー、心理士、子育て支援センター、児童相談所、児童民生委員など、公的な機関や人だけでも組織化はされています。
しかし、現状ではなかなか連携できていなくて、本当の意味で機能していないと思っています。
実際には親ひとりで学校と向かい合わなければなりません。
今では各地に親の会があります。子どもたちが自主的に開催している集まりもあります。
ひとりでがんばらないで、身近な人と相談しながらやっていくといいです。
とりあえず、今は親子でもゆっくりして好きなことをしたらいいと思います。
そして、子どもの思いに寄り添って、好きなこと、なりたいと思っているものに向かって親子で楽しんで進んでいきましょう。

なによりも大切なことは、子ども本人の思いですから、学校は必要になったときに利用したらいいと思います。
学校はあくまでもひとつの選択肢と考え、強制や強要をしないで本人が決めたらいいと思います。「学校へ行かない」という選択肢もアリです。

今必要なことは、学校に行かせることではなく、子どもたちが自由に学べる選択肢を増やすことです。
自分の学びたいことを学びたいところで学べるようにすることです。
すでに今でも、学校には行かないで、自分で学びの場を選んで学んでいる子どもたちがいます。
私はこれからもすべての子どもに「普通教育」が保障されるよう、いろいろな人たちと連帯していきたいと思っています。
そんな自由な学び方をしている子どもたちをこれからも応援しています。

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