教育

最近の子どもと学校教育の状況について情報交換

投稿日:21/09/2015 更新日:

昨日は、鳥取タンポポの会の定例会に参加してきました。

鳥取市にある不登校の子どもと親の会で、もう20年以上続いています。

今回は、不登校の子どもさんのいる方の参加はありませんでしたが、介護職、ひここもり相談、元中学校教員のスタッフの方と最近の子どもと学校教育の状況について情報交換してきました。

特に印象的だったことが、3点ありました。

1つ目は、今の中学生の学力の格差が大きくなり、おとなしくなっていること。

教員の評価が気になり、できる子とできない子の差が開いているにもかかわらず、それに応じた学習指導がされていない。

学校の教員も県教委からの評価を気にしていて、とにかく学力テストの平均点を上げることに必死になっているが、それは子どもたちが求めている学習方法ではないため、一部の生徒だけの授業になっている。

2つ目は、ひきこもりの青年が増えていること。

社会的にもニートが増えていることが取り上げられていますが、鳥取県内でもその数は増えている。

鳥取近郊だけでなく米子、倉吉からも相談に来られる方もあるといいます。

さらに、彼らの就労についてが大きな問題で、長期にわたる自立支援の大切さを再確認しました。

3つ目は発達障害の子どもへの対応について。

学校現場での障害についての学習と子ども理解が進んでいないため、一人一人に合った学習課題をクリアできていない現状がある。

そのためには、教員が発達障害についてもっと勉強する必要があるし、保護者への理解を深める場の設定も必要です。

開設当初は当事者の子どもたちと親御さんがが自主的にフリースペースを作ったり、定期的に講演会を開かれたりしていました。

不登校の問題についてみんなで考え、解決の道を求めることが主な目的だったのですが、今ではその子の将来の自立支援のために何が必要なのか、そのためには親と教育関係者だけでなく、福祉、医療、就労支援などもっと多くの方の協力が必要で、そのネットワークを広げていきましょうということで今回は会を閉じました。

最近は会の参加者は少なくなっているようですが、このように気軽に話ができる場はとても大事です。

当事者間の悩みの共有や情報交換はもちろん、医師や教育関係者からの話も聞くことができます。

次回の定例会は、10月17日(土)13:30から鳥取市のさざんか会館で行われます。

http://blog.goo.ne.jp/tanpopo-oyanokai

スポンサーリンク

スポンサーリンク



スポンサーリンク

スポンサーリンク



-教育

執筆者:

関連記事

6歳の女の子が考えた「(公の)学校ってこうすればいいのに」案

6歳の女の子が考えた「(公の)学校ってこうすればいいのに」という案が素晴らしいです。 算数の部屋に入るには算数を学びたいことが必要条件。 算数の教室はなんこかあって、各教室には先生がいてる。算数を学び …

「教員は忙しいから」というのは言い訳です

東京新聞の「発言」で、中学校教師の忙しさを元校長が訴える記事が載っていました。 教育行政の貧困を告発した内容ですが、それを解決できなかったことも問題ではないでしょうか。 本当に大切なことは何か、それを …

子どもの困った行動、これだけで子どもの見方が変わる

困っているのは子どもの方です。 子どもの行動には必ず理由があります。 対応のポイントは3つ。 1.負の行動には着目しない。正の行動だけに着目する。 2.負の行動にならないように、事前に準備する。 3. …

小学校の隠ぺい体質 いじめ問題が進展しない理由とは

学校で発生した問題が解決しないのは、学校や教育委員会などの教育機関の隠ぺい体質にある。 子どものことより、自身の立場の保身がなによりも優先する。 被害を訴えても本気で解決しようという気がない。やったと …

成果主義に基づいた誤った価値観を改善する方法

教室掲示って何のために貼っているのか? 「みんなちがってみんないい」 「ひとりはみんなのために みんなはひとりのために」 「友だちを大切にしよう」 教室の前でよく見る貼りものです。 これって、何のため …

スポンサーリンク

スポンサーリンク