教育

橿原市立中学校生徒自殺に関する調査報告書は無責任だ

投稿日:08/01/2016 更新日:

奈良県橿原市畝傍中学校で2013年3月に中学1年の女子生徒が自殺した件。

学校側は「自殺は家庭内の問題」と主張、市教育長は、いじめと自殺との因果関係は「低い」と否定していました。

そこで、自殺した女子生徒の父親が
「学校がいじめを見逃したことが背景にあるのでは?中立な立場の専門家の力を借りて真相を知りたい」
として調査委員会による調査を要求していました。

それが、2015年12月28日にホームページに掲載されました。

報告書の黒塗り部分が多すぎます。

公開できる範囲で黒塗りなどない報告書であるべきです。

最後の一文
「本件について広くお知らせをし、橿原市だけでなく全国で二度とこのようなことが起こらないことを願います。」
もまったく責任感を感じられません。

いじめ対策への「提言」も具体性に欠けています。

学校教育の制度や公教育のありかたに関することが一切触れられていません。

この報告書も、他人事として片付けられているとしか思えません。

橿原市立中学校生徒に係る重大事態に関する調査委員会による調査報告書について

http://www.city.kashihara.nara.jp/gakkokyoiku/20150423houkokusyo.html

スポンサーリンク

スポンサーリンク



スポンサーリンク

スポンサーリンク



-教育

執筆者:

関連記事

「ぞうさん」のうたが教えてくれたこと

「ぞうさん」の本当の意味を知っていますか? 「ぞうさん」のお母さん、素晴らしいですね。 周りからどう思われるかではなく、自分がどう思っているかを大切にしているぞうさん。 自分のありのままを受け入れ誇り …

福岡市教育委「不登校児をオンライン授業対象にしない」「コロナ限定」

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、福岡市教育委員会が今月から順次始めているオンライン授業を巡り、不登校の子どもを持つ親から落胆の声が上がっている。受けられる対象がコロナを理由に登校できない子どもに …

学歴信仰による差別と偏見、学校が変えていかなければならない問題が山積み

この事件を他人事として見ていてはいけません。 このような学校という組織の実態を知った者が行動を起こしていかなければなりません。 世間体や学校信仰にとらわれていては、このような事件は何度でも繰り返される …

不登校は就学義務違反や問題行動とはみなされない

現在、国レベルでは「不登校は就学義務違反や問題行動とはみなされない」とされ、それは学校教育法、教育機会確保法の制定および文科省の通知がその根拠になっています。 教育機会確保法の施行から十年以上も前に、 …

新学習指導要領でめざすことは「主体的・対話的で深い学び」、しかし児童生徒の実態は?

新学習指導要領の3つのキーワードは「資質・能力」「カリキュラム・マネジメント」「主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)」です。 カリキュラムマネジメントとは、各学校が教育課程(カリキュラム …

スポンサーリンク

スポンサーリンク