教育

鳥取県いじめ問題対策連絡協議会議事録を問う

投稿日:16/11/2016 更新日:

「ばいきんあつかいされて、ほうしゃのうだとおもっていつもつらかった。福島の人はいじめられるとおもった。なにもていこうできなかった」。手記は当時をそう振り返った。

市教委の第三者委員会の調査によれば、小学5年の5月、食事代や交通費も含めて1回5万~10万円の費用を10回近く負担した。児童2人に、一緒に遊ぶためのエアガンを買ったこともあった。男子生徒は親の現金を持ち出していた。黒沢弁護士によると、総額150万円に上るという。

「お金もってこいと言われたときすごいいらいらとくやしさがあったけど、ていこうするとまたいじめがはじまるとおもってなにもできずにただこわくてしょうがなかった」「ばいしょう金あるだろと言われむかつくし、ていこうできなかったのもくやしい」

これまでに何回同じような「謝罪会見」があったでしょう。
関係者は何回過ちを繰り返すつもりなのでしょうか!
市教委は学校の対応の遅れを陳謝したといいますが、関係者が本当に気づいていなかったのでしょうか?
市教委の第三者委員会もきちんと機能しているのでしょうか?
事後処理で対応しても遅すぎます!
気づけない体制があるとしたら、それを即刻改善すべきです。

いじめを許さないとはどういうことか?

「いじめを許さない」っていうだけではいじめはなくならない。
被害者は学校へも行けず毎日震える思いで過ごしている一方で、加害者は何事もなかったように学校へ通い、普段と変わらない暮らしをしています。
「いじめを許さない」ってどういうことなのか、あなたは、特に教育関係者は分かっていますか。

「いじめとはなにか」という初心者講座をいつまで続けるのか?
毅然とした対応とは具体的にどういうことなのか、あなたは、特に教育関係者は理解して本気で行動していますか?
いじめを見てみぬふりをする欠陥がそのまま放置されていることが問題なんです。

このような事態が放置されていることは、倉吉こども未来フォーラム「いじめを許さない」とはどういう意味?にも書きましたが、こんなこと、絶対に許せない!

9割近くの児童生徒がいじめの被害者にも加害者にも

国立教育政策研究所の調査によると、9割近くの児童生徒がいじめの被害者にも加害者にもなっています。
その現場となっているのが学校であり、その背景もまた学校での人間関係やストレスがその主な要因となっています。
その要因を放置したままでいじめを解決できるはずがありません。

今年度も7月14日に第1回、11月7日に第2回鳥取県いじめ問題対策連絡協議会が行われています。
鳥取県のいじめの現状と課題、具体的ないじめの解決方法について、どんな話し合いが行われてたのか知りたいです。

平成27年開催の分はこちらで見ることができますが、関係者が「さらに検討し」「努力する」というだけではいじめの解決にはなりません。
ここにいじめに対する「甘さ」が見えます。
会議ではなく、今すぐ取り組むべきことです!

・第2回いじめ・不登校対策本部会議会議録(ワード)

・第2回鳥取県いじめ問題対策連絡協議会会議録(ワード)

スポンサーリンク

スポンサーリンク



スポンサーリンク

スポンサーリンク



-教育

執筆者:

関連記事

「こども保険」の前に「子供子育て拠出金」を徴収されている

小泉進次郎氏らが3月に創設を提言した「子育て世代の負担を軽減」するという「こども保険」。 実は、すでに「子供子育て拠出金」を徴収されていることを知っている人はどれだけいるでしょうか? 「 子ども・子育 …

教育を止めるな 7月末まで北海道の高校・大学にMoodleを無償提供

コロナ感染拡大防止のため、一斉休校のために「学び残しを新学年で補習する」見通しになっていますが、現場では時間確保が難しいといいます。 しかし実際には教科書程度の内容なら1年間もかけないで学習することは …

公立小中学校の教職員 4万9000人削減案は、現場を無視した処理

なんだかいかにも「事務的」な処理だなあ。 これでは、人の血がまったく流れていない「機械がやる作業」でしょ。 学校現場のことが全く分かっていない、教員の抱えている課題や子どもや保護者の願いを全く受け止め …

ニュートンは「ペストで2年間休校」の時に万有引力の法則をみつけた

コロナ感染の影響で休校になって多くの学校が行ったのはドリルなどの宿題提供でした。 ペストの流行があった1665年。ケンブリッジ大学が2年間に及ぶ休校になった。 ニュートンはその間に、万有引力の法則を発 …

読むこと・書くことが苦手な子どものための指導と支援チャート

個別指導を進める前に、学ぶ意欲を損なわないように意識を高める事から開始することが重要です。 子どもの困難からチャートに沿って進むと、環境を調整する、支援の工夫、代替手段や補助など具体的な手立ての提案が …

スポンサーリンク

スポンサーリンク