教育

学校側のいじめの事実を隠すという構造こそが問題

投稿日:05/11/2015 更新日:

学校側は「いじめられている事実は確認されていない」といっていますが、本当でしょうか?
知っていても見てみぬふりをしていたか、対策を講じていたが解決に至っていなかったと考えられます。

事実を隠すという仙台のいじめ自殺と全く同じ構造がここにもあります。

自殺のあとで、いじめの現場を見聞きした生徒は80人いたことが分かったというのですが、それに気づかないほうがどうみても変です。

生徒からのSOSが届かない、気づかない学校組織のありかたに問題があります。

それに気づけないほど大変な事情があるとしたら、そこを解決しなければなりません。

いじめは学校だけに責任があるわけではないとは思います。

プライベートなことなどもあって外部には出せないこともありますが、学校が問題を抱え込むのもよくないです。

また、学校としては「できません」「できていません」とは言えないので、どうしても隠そうとしてしまいます。

かつて、私は保護者として個人的に中学校と話し合いを持ちましたが納得のいく説明が得られなかった経験があります。

そういうこともあって、学校への不信感につながっています。

そして、仙台や名古屋、千葉など全国各地で起こっているいじめによる自殺への対応の仕方は問題があると思います。

これも報道を通じてのことなので、どこまでが真実なのかもわかりません。

鳥取市立気高中の自殺についても心配です。

「学校が悪い、家庭が悪い、制度が悪い」といい合っているだけでは何の解決にもなりません。

学校だけに責任を押し付けるのではなく、もっと保護者への協力を求めたり理解してもらえるような対応も必要ですし、保護者はもちろん地域住民ももっと学校に関心をもつ必要もあるのではないでしょうか。

学校だけで問題を抱え込むのではなく、保護者、地域、各機関の連携をもっと進めていく必要があります。

本当の意味での連携がまだまだ不十分です。

本当にいじめが確認できていなかったとしたら、「いじめに気づかない、気づけない」環境を変えていかない限り、子どもの命は守れません。

「名古屋市教委「十分つかめず」 中1自殺「いじめ見た」」
(中日新聞)
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20151106/CK2015110602000053.html?ref=lcrk

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