教育

「不登校は不幸じゃない2018in鳥取県」を開催しました

投稿日:20/08/2018 更新日:

8月19日に「不登校は不幸じゃないin鳥取県」を開催しました。
今回の琴浦町での開催は、高校生の男の子が「やりたい!」っていったことから実現しました。
彼のその一言がなかったら今日の出会いはありませんでした。

これまでのいろいろな体験を話してくれた2人の姿そのものが「不登校は不幸じゃない!」ということを表していました。
きっと参加されたみなさんも感じられたことと思います。
学校に行っていたら今日の出会いはありませんでした。「学校に行かない」という選択肢をしたから素晴らしい仲間たちと出会うことができ、今日の出会いにもつながりました。
不登校という選択をしたからこそチャンスが生まれ希望へとつながっていったんだと思います。
不登校って生き方の1つであり、選択肢の1つです。
みんなが同じ山に登るわけでもないし、同じ山を目指していてもそのルートもスピードも歩み方も一人ひとり違います。
でも、みんなが「自分のゴール」をめざして歩んでいます。
今回のイベントはほとんど打ち合わせらしい話をすることもなく、ぶっつけ本番で迎えましたが、虹の会のみなさん、今日来ていただいたすべてのみなさんに本当に感謝です。

「担任を見返したい」それがあったから今の自分がある

Facebookを通じて知り合ったYさん。
今年4月に倉吉に帰ってきてさっそく倉吉トトロの会に来てくれました。
そのことがきっかけで、このイベントで素敵な友達を誘って自身の体験を話してくれることになりました。
初対面のときに「自分の不登校の体験を伝えたい」って聞いたときは本当に嬉しかったです。
人前で話すことは苦手だと言っていたけど、自分の思いを自分の言葉でダイレクトに話す姿はかっこいい。
不登校だったからこそ出会えた素晴らしい仲間たちに感謝ですね。
支援センターで素敵な仲間たちができたことにも感謝ですね。
こんなお姉さんたちがそばにいたら、今不登校で悩んでいる子どもたちも親御さんたちもきっと笑顔になると思います。

また機会を作って、今学校に行きたいけど行けない、行きたくなくて辛い思いをしている子どもたちに話をしてほしいと思っています。
虹の会では美味しい「ここでしか食べられないお菓子」もあるので、時間があるときに来てくれると嬉しいです。
またみんなでいっしょに楽しいことをしていきましょう!
自分の思いを発信したら誰かが受け取ってくれる、自分が動いたら周りも変えられる。そんな思いを強くしました。

Yさん、素敵な出会いをありがとう!

生きていたから「不登校になってよかった」と思える日が来た

自ら「自分の体験を話したい。何でもお手伝いします」といって来てくれたAさん。
私の息子と同世代ですが、自身の「不登校経験」を堂々として明るく話している姿はとても輝いて見えました。
話の中で両親やお世話になった方たちへの感謝の言葉もたくさん出てきました。
「今の自分が大好き」なんだと感じました。
私がインタビューするという形で進めていったのですが、参加してくださった方々との語り合いもできてよかったです。

「不登校になってよかった。生きててよかった」
本当にそうだよね。今ここにいることが素晴らしいことだよね。
昨日来ていただいたすべての人にしっかり伝わったと思います。
安美さんにも素晴らしい仲間たちがいる。
そんな仲間たちのお陰で今の自分がある。
自分の明日は自分で切り拓いていけるんだと、私自身も安美さんに出会えたことでたくさんの勇気をもらえました。
また新たな目標が見つかりました。やりたいことが増えました。

安美さんの生き方そのものが多くの人たちに元気と勇気を与えられると思います。安美さんのような若者がいることは日本もまだまだ捨てたもんじゃありません。
またこのような機会を作って、もっとたくさんの人に伝えてほしいと思っています。若者たちとこれからも何かいっしょにやりたい!って思えた一日でした。
これからも夢に向かってまっすぐに進んでいってほしいです。
Aさん、ありがとう!

これからもいろんな人たちをつなげていきたい

「明日はきっとやって来る」
でも「明日が来ない方がいい」って思っている人もいる。
夏休みが終わったら学校が始まる。だから「夏休みがこのままずっと続いて学校が始まらなければいい」と思っている子どもたちもたくさんいる。
だから自分で明日が来ないようにしてしまう子どもたちもいる。
でもね、でもね。
明日は自分で創ったらいいんだよ。
自分の形で明日を迎えたらいいんだよ。
明日の過ごし方は自分で決めたらいいんだよ。
明日まで生きていたらきっと素敵な出会いが待っている。それは明日を迎えないとわからないから。

生きるには勇気が必要です。
勇気を出すために必要なことは人との出会い、ご縁です。
話を聴いてくれるだけでいい。
答えは見つからなくてもいい。
共感してくれる人が一人いるだけでいい。
その人との出会いが勇気を生んでくれる。
そしたら明日まで生きてみようって思える。
明日まで生きたらまた次の日も生きてみようって思える。
誰もがきっとそんな出会いがある。
誰かとつながることって本当に大事。
だから、これからもいろんな人たちとつながりを作りたい。いろんな人たちをつなげていきたい。
「生きろ!」っていうことは人と人をつなげることなんだ。

今の自分があるのは過去に出会った人たちのお陰

お盆でお寺さんに家まで拝みに来てもらうのですが、このときに「ご縁」という話をされます。
若いころは話を聞いてもあまりピンと感じなかったのですが、最近はそれをよく感じます。
今の自分があるのは過去に出会った人たちのお陰です。過去の自分の行動の積み重ねで今の自分が作られています。
「ご縁」って不思議なものですが、その出会いも必然的だったのだと思います。それは自分がその人たちを選んだから、その人たちに自分が選ばれたからなんだと思います。
だから、これからのご縁も作ることができると思います。だから今の自分の考え方や行動で未来を創ることができます。そう考えるとなんだかワクワクしませんか?未来が楽しみになりませんか?
だから、そんなご縁を作るためにこれからも余計なおせっかいをしていこうと思います。これからもいろんな人をつなげることができたらと思っています。
やっぱり人っていいな。
また楽しいことをいっぱいやりたい!
今日の「不登校は不幸じゃない2018in鳥取県」で改めてこの思いを強くしました。

大切なことは本人の思い、本人のタイミングです。
いま不登校の子どもに不登校から立ち直った経験談を紹介してはいけない

不登校は問題行動ではない。
学校復帰をゴールとしない。
子ども一人ひとりに合った学びの場が必要。
しかし、現実はどうでしょうか?
「子どもは学校に行かないとダメ」
「学校に行かない子どもは悪い子」
そんな間違った社会的認識が根強いです。
学校は選択肢のひとつに過ぎません。
学校に行かないという選択肢もあります。
義務教育とは学校に行くことではなく、すべての子どもは普通教育を受ける権利がある。だから国はすべての子どもに普通教育が受けられる場を作っていく義務がある、という意味です。
このような正しい理解を広げていくために「子どもの学びと不登校を考える鳥取県民のつどい」を開きます。

「登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク」では、「登校拒否・不登校を考える夏の全国大会2018in金沢」にて、「アピール ―国の不登校政策の転換にあたって―」を発表しました。
アピール ―国の不登校政策の転換にあたって―(18.8.5)

また来年も第2回目を計画します。

「みんなが笑顔になるために」が虹の会のモットーです。
毎月第2水曜日の19時から東伯文化センターに集まっていますので、お気軽においでください。
夜ですが、子どもの参加も大歓迎です。

第1回 子どもの学びと不登校を考える鳥取県民のつどいを開催

12月1日に倉吉体育文化会館で、「不登校を経験者が語る・親が語る・みんなで語る」と題して県民のつどいを開催します。
鳥取県民のみなさんすべてが参加対象です。
今回話をしてくれたYさんとAさん、そして参加者で不登校を経験したMくんもパネリストとして経験談を発表します。

「不登校は問題行動ではない」
「鳥取県での不登校対応の現状と課題について」
「子どもの多様な学び方と居場所について」
など、鳥取県での不登校対応の現状と課題について、参加者のみなさんとシンポジウム形式で語り合いたいと思います。

第1回 子どもの学びと不登校を考える鳥取県民のつどいの案内はこちら

鳥取県内の不登校やひきこもりの親の会のご案内

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